たま

和歌山県貴志駅の駅長猫

たまとは三毛猫であり、和歌山県の貴志駅の駅長猫として活躍していました。
もともとは近くの商店街にいた猫の一匹であり、商店街の倉庫を猫小屋として、そこで飼われていました。
しかし、ある時和歌山電鐵によって、その倉庫周辺が公道として整備され、立ち退きの危機にあいます。

困った飼い主はどうにかして猫をそのまま放棄せずに済むかと考え、やがて和歌山電鐵社長の小嶋氏に相談します。
相談したところ、駅長として駅に置いたらどうかということになり、やがて初の猫の駅長が誕生します。
これがたま駅長の誕生の瞬間であり、やがて駅長としてたまがホームに出ると、一躍有名となり、ニュースにも取り上げられ、動画でも紹介されます。

そしてたま駅長に会いに駅まで遠くからやってくる人も沢山おり、貴志駅は猫の駅長の駅として全国に知れ渡ります。
その後もたまは駅帽を被り、駅長としてみんなから愛されますが、2015年6月に心不全でこの世を去ります。
たまは猫の年齢で言うと16歳という長寿であり、これは人間でいうと70歳ほどまで生きたこととなります。
亡くなる2ヶ月前ほどには16歳の誕生日を迎え、誕生日を祝ってもらうたまでしたが、それが最後の誕生会となりました。

二代目貴志駅駅長猫のニタマ

さてたまがこの世を去って駅長猫がいなくなった貴志駅ですが、その後は前から駅長代理を務めていたニタマが昇格し駅長となります。
ニタマも前代のたまと代わらず駅帽を被り、駅の一室で駅長として努めており、やはりニタマを見にやってくる人も多いです。

ニタマは、普段は首に名前の入った札を下げて、駅帽を被り、ホームの傍らにあるガラスケースの中で駅長としてくつろいでいます。
ニタマになってからは駅長室もリニューアルされ、前代のたまの肖像画も飾られています。
また駅構内にはカフェもあり、そこで軽食や珈琲などの飲み物も飲むこともでき、ゆっくりとくつろぐことも可能です。

さて貴志駅まで行くなら、一番わかりやすいのは和歌山駅までまずは向かい、
そこから貴志駅に行くと良いでしょう。
ちなみにニタマ駅長の勤務時間は朝の10時から夕方の16時までとなっており、
毎日駅にいるわけでなく、休みも不定期なので、もしもニタマに会いたいなら、前もって駅に問い合わせておくと良いでしょう。

余裕があればたま電車も運行されており、その車内にはたまの写真などが飾られており、たまの様々な姿を見ることが出来ます。
猫好きな人にとっては、またとない機会になっているので、おすすめです。
さらにはいちご電車やおもちゃ電車などユニークなラッピング電車も運行されていますので、これらの電車に乗っても、楽しい一時を過ごすことが出来るでしょう。