オランジー

俳優をしていた猫

映画の中ではしばしば動物たちが登場し、俳優を引き立てます。
オランジーもそんな映画で活躍した猫であり、1950年代からハリウッド映画に出演していました。
もちろんそのままでは出演できないので、まずは動物トレーナーに訓練されての出演となります。
デビュー作は1951年のルバーブであり、有名なティファニーで朝食をでもオードリー・ヘプバーンと共演しています。
動物に与えられるオスカーのパッツィ賞も2度も受賞しています。

ニューヨークにいた猫であり、映画撮影中は猫らしい行動もよくしており、
共演者を引っ掻いたり、撮影中は逃げ出すこともしばしばあったりと、なかなか撮影は苦労したようです。
このようなことから世界で最も意地悪い猫とも言われたこともありますが、
パッツィ賞を2度受賞したのは今のところオランジーのみとなっています。

その他の猫

オランジーの他にも俳優をしていた猫は沢山おり、銀幕を賑わせています。
日本でも最近では猫がテレビやCMに登場するようになっていますが、
ハリウッドでは昔から猫が俳優として使われてきました。

・パイワケット
1958年の媚薬という映画で、パイワケット役で猫が登場しています。
作中では何匹かの猫が使われており、その中の一匹がシャム猫でした。
ショートヘアの猫も検討されたようですが、このシャム猫はミステリアスな
雰囲気を醸し出しており、魔女ギリアン役の女優とも仲が良くマッチしていた猫でした。
撮影後にはキム・ノヴァックがパイワケット役として使われていた数匹の猫から一匹を持ち帰って家で飼ったと言われています。
そしてパイワケット役のねこ達には、トップスター賞が贈られたようです。

・モリス
こちらはキャットフードのCMに出演していた猫であり、ヒンデールで見つかった猫です。
CMはこのキャットフードのみならず、その後もいくつかのCMに出演しています。
さらには1973年にシェイマスという映画に出演し、このときにパッツィ賞を受賞しています。
この猫はとてもカリスマ性があったと言われており、出演した会社の資料室には、この猫の写真を飾っているそうです。
その他にも、里親キャンペーンなどのCMにも出演しており、様々なCMに出演した猫となっています。

このようにして映画やCMに出演する猫は多数おり、猫のみならず犬もCMや映画に出演することはよくあります。
日本でもCMに出ている動物で有名な犬や猫がいるでしょう。
最近ではそのCMがきっかけとなってペットブームが起きたようなこともあります。
時には映画ではなかなか言うことを聞いてくれなく、
撮影が困難になることもありますが、これからも数々の映画などで猫が活躍するでしょう。