あすナロにっき

猫好きには堪らない一冊となっている本作品。

物語は子猫がイラストレーターのたかしまてつをに拾われるところから始まります。狭いところに落ちていたので、名前はナロ(Narrow)と名付けられます。

今も彼の元で元気いっぱいに、そして気ままに生活しているナロの様子を、拾われてから3ヶ月間の間で成長していく様子を納めたのがこの作品です。

最初はよくわからない子猫が、どんどん成長していき、元気になり愛くるしく可愛くなっていく様子を写真をふんだんに使って描いています。

家と塀の間で見つけた子猫

ナロは生後4日という生まれたばかりでありながら、どういうわけか家と塀の間の狭い隙間に落っこちていました。

それを著者が見つけて保護して、治療して育てていくところから物語は始まります。

ナロと名付けられた子猫は、著者とアシスタントの人に育てられ、愛情をたっぷりと注がれてすくすくと大きくなっていくのです。

まるで本をめくれば、ナロが語りかけてくるような写真がいっぱい使われており、まるでナロがあなたに語りかけてきます。

最初は手に収まるほどの小さな子猫が、少しずつ確実に成長していく姿が刻々と写真をふんだんに使って描かれています。

写真が沢山使われていますが写真集だけではなく、たかしまてつをさんのイラストやナロのまんが、エッセイなどが詰め込まれており、盛りだくさんな一冊となっています。

猫好きな人におすすめなのはもちろんのこと、苦しいことがあったり悲しいことがあったりしたときにも、是非ともページを開いてナロのエネルギーをもらって欲しいと思います。

絵本だけではなく写真展も開催される

ナロのあすナロにっきは出版されるだけではなく、育てられてすくすく大きくなっていく様子が写真展にもなりました。

写真展では数多くのナロの写真が展示されるだけではなく、展示館内でナロの動画も公開されました。

写真展は吉祥寺や三鷹で行われました。

さらにあすナロにっきに続いて、あすナロびよりという2冊目の本も出版され、猫専門雑誌にもナロが掲載されるほどの人気があります。

さらには、現在もナロは元気に生きており、彼との生活を綴った様子があすナロにっきというブログで公開され、日々更新されています。

もちろんブログではナロの画像が沢山掲載されており、ナロの様子を見ることができます。

もしかしたら、猫を飼っている人、かつては猫を飼っていた人は、この本を読むと自分の猫が子猫の時の様子を思い出すかもしれません。自分の子猫もこんな感じで甘えていたりしていたと思い出すかもしれません。

猫が好きな人にも、子猫が好きな人にも、更にはブログで知ってナロの本を知った人にも、どんな人にもおすすめの一冊です。